yomoyama

ファンパレイベ感想
ネタバレあるよ!毎度のことながら長い#juju

ただひたすらに可愛くてずっとニヤけてた。一つ一つ挙げるとキリがないから控えるけど、五条悟のこういう極端なことを全力でやっちゃう質なの“分かる”すぎるんだよな〜
交流会のサプライズといい野球といい、自分の興味があることや「楽しそう」と思うことに全力になっちゃう感じね。それを始めたら「後には引けない」とか言うやつね。学生時代絶対クレーンゲームにハマってるしそこそこ極めてたタイプと見た。大人になっても「何これアーム弱すぎでしょ、しょっぼいなー」とか言ってくれると見た。助かる。筐体のサイドに回って「あーはいはい。そういう感じね」とか言ってくれると見た。助かる。
あとオチの全力ツッコミ良かったな〜いいな〜ああいう五条悟いいな〜人間に振り回されてていいな〜(五条悟をなんだと)
こと呪術界や仕事に関しては敵なしって感じだけど、一般社会に関わった時は普通に一般人に振り回される五条悟がヘキだなって気づいたね。ありがとね。ほんと。多分五条悟はそこを楽しむし、ダルいなとも思うし、何にしろそこに全力なんだろうね。例えばボウリングにしろ野球にしろ、呪術使っちゃえば割とどうにでもなることは多いんだけど「違うだろ!そうじゃないだろ!もっと熱くなれよ!」って感じなんだよね、五条悟は(?)
原作でも「結局はフィジカルだよ」みたいなことを虎杖くんに言ってるけど、なんかそんな感じ。まぁこれは甚爾さんの件もあったからこその台詞だろうけど「素の力isパワー」みたいなところありそう。これね、多分精神的にも。だから夏油傑に惹かれてたのではと思った。夏油傑が元々持つ精神性に惹かれてたのでは、とおもた。

上記から思い出したのでネタ帳から引っ張り出したんだけど『転けた老人を見てすぐさま介助に向かった夏油傑と夢主にぐあってなる五条悟』って在るよね?って思ってまして。
ぐあってなるのは「あれは俺にはないやつだ」っていうやつなんですよね。「傑とナマエしか持っていない」ってやつ。「俺はあれを持ち得なかった」って。
傑とナマエが似た善性であることに嫉妬というか羨望というか絶望というか、そういうしんどい気持ちを抱く瞬間があったのではないかと思ってまして。
それはもう天性のものなんだよね、五条悟が生まれた時から五条悟であるように。ただ五条悟は夏油傑をお手本にしてるところがあったからそういうところで「あ、やっぱり俺は“ああ”はなれねぇな」って気付かされてしまう。そこに恋心を抱いていた夢主も夏油傑側だといやでも分からされてしまって、五条悟はぐあっとなる。全然顔にも出さないけど。でも夢主も夏油傑も心から「悟は優しい」と思ってたりする。

という妄想を踏まえて、硝子さん目線のSSを途中まで書いてたんだけど相変わらずの「いや誰得?」になってしまって進まなかったやつがネタ帳にあったよ。
全然断片しかないんだけど、なんかこんな感じ↓
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「悟は、底無しに優しいんだよね」
 ナマエが私にそう言ったのは、20代前半くらいだったと思う。学生時代から付き合い始め、数多の喧嘩やいざこざを乗り越えてやっと落ち着いてきた二人である。いい具合に歳も取ったからこそのセリフだったんだろう。だからそれを聞いた瞬間、陳腐ながら「大人になったな」と思った。私はタバコを吸って、そのまま黙った。ナマエが顔を顰めていつもと同じことを言う。
「もう。タバコ辞めなよ、硝子」


「ナマエはさぁ、底抜けの善人なんだよ」
 五条が私にそう言ったのは、夏油のあれやこれが落ち着いた頃だった。そういう話の流れで何故かナマエの話題となったのだから、夏油の件でアイツが何かを言ったのだろう。「悟は悪くない」とか「傑も悪くない」とか「誰も悪くない」とか。何となく想像はついた。
「……底ね」
「何が?」
「いや別に」
 私は「底」と言ったが五条には「そこ」と聞こえたのだろう。少し噛み合わない会話をぶった斬り、タバコを吸った。五条が黙って、私も黙る。
 底無しだとか底抜けだとか、示し合わせたように互いを表現するもんだから面白いもんだなと思った。きっとコイツらは互いに「優しい」だの「善人」だのそういう言葉は伝え合っちゃいないだろうし、一生伝え合わないだろう。言わないし言えないからこうやって私に言うのだ。使うな。だとしたらそれを黙って聞いてやる私が一番優しいはずだ。
「タバコ、辞めたんじゃないの?」
 独りよがりなコイツらはそんなこと微塵も言っちゃくれないが、どうだ、夏油。オマエだってそう思うだろう?



お前は本当に主観での優しさに振り回される人間模様っちゅーもんが好きやな…………

何はともあれイベントストーリー楽しかった!!!まだガチャは引けてない!!!!新規ボイスが聞きたいので絶対に引きたい!!!!!(血涙)close
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