yomoyama

のっぴきならない事情でシングルマザーしてる夢主と、その子どもの保育園の発表会を観に行く関係性の五条悟に夢見てる 夢主→←←←五条悟がいい#juju
夢主は「悟はあの子を自分の子どもとしては見られないでしょ。だからごめん」って付き合わないけど、五条悟はしつこいからしょっちゅうご飯食べに行ってる。
子「さとるくん、いつもママについていくね。ぽんちゃんみたい」
五「ぽんちゃん?」
夢「……大家さんの飼い犬」
五「まぁ似たようなもんだよね」
という会話がある日なされ、その数日後たまたま保育園に迎えに行った五条悟は「〇〇ちゃんのパパ、おっきいね!」って夢主の子どもの友だちに言われて「パパじゃないよ、さとるくん。ママのペット」と答えられたため園でめちゃくちゃ噂される。
発表会に行っても「〇〇ちゃんママ、と……パパ、じゃないんだよね?💦」ってママ友に言われて顔を引き攣らせるしかない夢主、好き。
用意された発表会の席に収まりきれず「引きの動画撮っとくよ」と端っこに行く五条悟、好き。
帰りに三人でマックに行って「上手だったね〜」という話をしながら急に「ナマエは僕が父親になれないから断るけどさ、〇〇を理由にするのってやっぱり無理があると思わない?僕は〇〇をナマエほど愛せる自信はもちろんないよ。でも世のカップルって大体そうかもしれないし、はたまたそうじゃないかもしれない。結局ナマエは僕と付き合うのが怖いだけでしょ」って爆弾ぶちこんできそう。
寝かしつけが終わって夢主が「……ごめん。私が悪いよね」って謝ったら「? いやそうじゃなくてさ、あの瞬間僕たちって多分どこからどう見ても幸せな家庭だったんだからもう折れてよって言ったつもりだったんだけど?」って言われてハ〜〜〜!?!?!ってなるやつ。でも結果的に「ちゃんと悟とパートナーになりたい」って答えるやつ。五条悟は「大事なことだから一応確認しとくけど、それってセックス付き?」って聞くやつ。
「〇〇がいない時にね」
「だよね」
「今日はここまで」
ってハグとキスして「僕いま人生で一番辛い」っていうハッピーエンド😉ちゃんちゃん😉
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五条悟が獄門疆から出てきて、宿儺戦までの間に五条悟の誕生日があるわけですが、当日両片思い夢主とささやかにお祝いしながら「30までに相手がいなかったら結婚しようよ」って五条悟が一世一代のプロポーズしてたらいいよな 硝子さんから「ヘタレ」って言われるヤツ
ゥグッ……(自分で言って自分でダメージを受けるオタクのポーズ)
#juju

追記:これのイイところは「死ななかったら」ではなく「相手がいなかったら」なところです!!!(何の追記?)
下書きの救済#juju
以下単行本未収録のネタバレ有り⚠️

五条悟か獄門疆から出てきてから12月24日までは1ヶ月以上あるわけだけど、その間五条悟は諸々を整えていたわけじゃない。自分の死後の諸々を含めて。
そこに際して「自分の跡取りを仕込む」ことも一つ案としてあったのではと思うんだよね。1ヶ月あったわけですから。下卑た言い方だと、種付けというやつ。
で、夢主にそれを提案したと思う。万が一を考えて対応をいくつか考えてると思うので。最早御三家は機能しないかもしれないけど、やっぱり無下限と六眼は今後の保険になるんですよね。例え夢主との子が受け継がなくても、その子にまた子が生まれれば可能性はあると。五条悟にとって孫にあたる人間が生まれる頃、この世は最早荒廃といった様相かもしれないけれどそこに五条悟と同じ条件を持った人間が存在すると言うことはvs呪霊の世界にとってはとんでもないアドバンテージなわけなんですよ。さらにそれが『五条悟の意志を継ぐもの』であれば、余計に。
だから夢主との子どもは希望になり得ると思う。ただ、やっぱりそれはどうしても賭けになる。どの場面においても。でも「自分が宿儺に殺されたあと」を思うと、どうしてもその選択肢は捨てきれないんじゃないかなー。と、思うんだよなー。だって高確率で優秀な人材が手に入るんだもの。五条悟の遺伝子ですよ。相伝でなくてもですよ。
子どもの育成環境についても「ナマエなら」って五条悟は絶対思うじゃん。仮に夢主が途中で死んだとしても、五条悟が育てた仲間たちはまだ生き残る可能性があるしその中で育てられたらまぁ自分の意志はそこそこ引き継がれるだろうと思うでしょ。ある意味で呪いだけれども、そんなことも包含した上で「僕の子どもを生んでほしい」って夢主に頼む五条悟、いると思うんよな私は。メリットデメリット含め全ての可能性を夢主に話した上で、自分の遺言、遺産、忘れ形見としてそれを夢主に託そうとする五条悟……いると思うんよな……以下そういう妄想の残骸👇


「どうする?」
「私に決めさせるの?」
「そりゃそうでしょ。生むのはナマエなんだから」
「もしもの時の希望の光なわけでしょ?それを私に託すの?」
「そりゃそうでしょ。オマエしかいないよ」
「正直重い」
「だろうね」
「悟の言い分も分かるけどね」
「理解が早くて助かるよ」
「理解はね。了承はちょっと、まだ」
「ちなみに周期は?」
「生理?アプリだと……排卵は再来週かな」
「今週までは決めたいところだね」
「……」
「……」
「…………」
「…………何か質問でもある?」
「……悟が、さ」
「うん?」
「勝ったらさ」
「うん」
「三人で暮らせるんだよね」
「……いいの?」
「まだ妊娠できるかも分からないけど。できたときはそういうときなんだよ、平時でもこういうのってタイミングだし」
「……」
「何?」
「僕が言うのもなんだけど、ナマエって本当肝座ってるよね」
「座ってないよ。立ったりウロウロしたりしてるよ。でも、私しかいないんでしょ」
 肝が落ち着かないから、こんなのいくら考えたって無駄な気がしたのだ。だから半ばヤケクソでそう言ったら悟は「はははっ!」と気持ちよく笑った。何がそんなに可笑しいのか分からない。じとっと悟を見れば、悟は私の肩を抱く。大きな手は熱くて、ぐっと力が入ると私の身体はすぐ悟の方に引き寄せられた。悟が嬉しそうに呟く。
「そうだよ、僕にはナマエしかいないんだ」
 そんなことはない。悟にはちゃんと、いろんな人がそばにいる。馬鹿だなぁ、悟は。そういうところが分かっていない。そろそろ分かってもらわないと。
「じゃあ僕と結婚してよ、ナマエ」
 こういうところが本当にまるで分かっていないというのだ。付き合い始めて今までのことを思い返してみれば、こんなポン酢の如くあっさりしたプロポーズが罷り通ってたまるかと心底思った。思ったのに、そんな思いとは裏腹に涙が溢れた。正直もう悟と結婚することなんて、悟からプロポーズをされることなんて、数年前には諦めていたのだ。よっぽどのことが起こらない限り。とどのつまり今の事態はよっぽどだということである。皮肉にもそれが改めて実感できて、嬉しさの涙はすぐ不安の涙に変わった。怖い。怖い。この状況も、子どもを宿すことも、悟の死も。
 悟は私の頭にこつんと自分の頭をぶつけた。泣きじゃくる私をよそに、相変わらず悠長な口調で言う。
「泣かないでよ」
「無理」
「泣かないで」
 どうして「大丈夫」って言ってくれないんだろう。「僕最強だから」って言ってくれないんだろう。
「こんな事態とはいえ、僕は結構嬉しいよ」
 あーあ、こんな事態じゃなかったら、「私もだよ」って可愛く笑って言えたはずなのに。どうしてこの人はそうさせてくれないんだろう。これだから、五条悟は。




これとは別に妊娠したかもしれない夢主と五条悟の下書きがずっとあるんだけど、本当これも解釈の殴り合いでなかなか決着がつかない。もっかい殴り合ってみるか。
そしてメロウ・バイ・メロウの夢主ならこの提案にどう反応するかとか考えるのめちゃくちゃ楽しい。彼女はまためんどくさそうだよね(お前が言うな)
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ファンパレイベ感想
ネタバレあるよ!毎度のことながら長い#juju

ただひたすらに可愛くてずっとニヤけてた。一つ一つ挙げるとキリがないから控えるけど、五条悟のこういう極端なことを全力でやっちゃう質なの“分かる”すぎるんだよな〜
交流会のサプライズといい野球といい、自分の興味があることや「楽しそう」と思うことに全力になっちゃう感じね。それを始めたら「後には引けない」とか言うやつね。学生時代絶対クレーンゲームにハマってるしそこそこ極めてたタイプと見た。大人になっても「何これアーム弱すぎでしょ、しょっぼいなー」とか言ってくれると見た。助かる。筐体のサイドに回って「あーはいはい。そういう感じね」とか言ってくれると見た。助かる。
あとオチの全力ツッコミ良かったな〜いいな〜ああいう五条悟いいな〜人間に振り回されてていいな〜(五条悟をなんだと)
こと呪術界や仕事に関しては敵なしって感じだけど、一般社会に関わった時は普通に一般人に振り回される五条悟がヘキだなって気づいたね。ありがとね。ほんと。多分五条悟はそこを楽しむし、ダルいなとも思うし、何にしろそこに全力なんだろうね。例えばボウリングにしろ野球にしろ、呪術使っちゃえば割とどうにでもなることは多いんだけど「違うだろ!そうじゃないだろ!もっと熱くなれよ!」って感じなんだよね、五条悟は(?)
原作でも「結局はフィジカルだよ」みたいなことを虎杖くんに言ってるけど、なんかそんな感じ。まぁこれは甚爾さんの件もあったからこその台詞だろうけど「素の力isパワー」みたいなところありそう。これね、多分精神的にも。だから夏油傑に惹かれてたのではと思った。夏油傑が元々持つ精神性に惹かれてたのでは、とおもた。

上記から思い出したのでネタ帳から引っ張り出したんだけど『転けた老人を見てすぐさま介助に向かった夏油傑と夢主にぐあってなる五条悟』って在るよね?って思ってまして。
ぐあってなるのは「あれは俺にはないやつだ」っていうやつなんですよね。「傑とナマエしか持っていない」ってやつ。「俺はあれを持ち得なかった」って。
傑とナマエが似た善性であることに嫉妬というか羨望というか絶望というか、そういうしんどい気持ちを抱く瞬間があったのではないかと思ってまして。
それはもう天性のものなんだよね、五条悟が生まれた時から五条悟であるように。ただ五条悟は夏油傑をお手本にしてるところがあったからそういうところで「あ、やっぱり俺は“ああ”はなれねぇな」って気付かされてしまう。そこに恋心を抱いていた夢主も夏油傑側だといやでも分からされてしまって、五条悟はぐあっとなる。全然顔にも出さないけど。でも夢主も夏油傑も心から「悟は優しい」と思ってたりする。

という妄想を踏まえて、硝子さん目線のSSを途中まで書いてたんだけど相変わらずの「いや誰得?」になってしまって進まなかったやつがネタ帳にあったよ。
全然断片しかないんだけど、なんかこんな感じ↓
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「悟は、底無しに優しいんだよね」
 ナマエが私にそう言ったのは、20代前半くらいだったと思う。学生時代から付き合い始め、数多の喧嘩やいざこざを乗り越えてやっと落ち着いてきた二人である。いい具合に歳も取ったからこそのセリフだったんだろう。だからそれを聞いた瞬間、陳腐ながら「大人になったな」と思った。私はタバコを吸って、そのまま黙った。ナマエが顔を顰めていつもと同じことを言う。
「もう。タバコ辞めなよ、硝子」


「ナマエはさぁ、底抜けの善人なんだよ」
 五条が私にそう言ったのは、夏油のあれやこれが落ち着いた頃だった。そういう話の流れで何故かナマエの話題となったのだから、夏油の件でアイツが何かを言ったのだろう。「悟は悪くない」とか「傑も悪くない」とか「誰も悪くない」とか。何となく想像はついた。
「……底ね」
「何が?」
「いや別に」
 私は「底」と言ったが五条には「そこ」と聞こえたのだろう。少し噛み合わない会話をぶった斬り、タバコを吸った。五条が黙って、私も黙る。
 底無しだとか底抜けだとか、示し合わせたように互いを表現するもんだから面白いもんだなと思った。きっとコイツらは互いに「優しい」だの「善人」だのそういう言葉は伝え合っちゃいないだろうし、一生伝え合わないだろう。言わないし言えないからこうやって私に言うのだ。使うな。だとしたらそれを黙って聞いてやる私が一番優しいはずだ。
「タバコ、辞めたんじゃないの?」
 独りよがりなコイツらはそんなこと微塵も言っちゃくれないが、どうだ、夏油。オマエだってそう思うだろう?



お前は本当に主観での優しさに振り回される人間模様っちゅーもんが好きやな…………

何はともあれイベントストーリー楽しかった!!!まだガチャは引けてない!!!!新規ボイスが聞きたいので絶対に引きたい!!!!!(血涙)close
両思いなのに絶対付き合わない五条悟と夢主に焦がれてたときの下書き見つけた#juju
あーーー両思いだけど付き合うメリットがなくて付き合ってない五条悟と夢主っていいなー!お互い性愛に関しての捉え方が通常ではないといいますかー!普通なら付き合えばそれで解決、みたいなところを「いやでもメリットない」で留めてるとこが周りから「アイツらは頭がおかしいから……」みたいな目で見られてくれー!頼むわー!
「私(僕)たちがセックスしたところで誰も幸せにならない」くらいのさー!夢主がアンチ御三家家系なら実際そうだったりするんだよねー!お互いに迷惑かかるし、それなら今のままの距離でいいやみたいなー!それで幸せですしみたいなー!性欲は他で満たしますしみたいなー!
ここまでくると独占欲や嫉妬みたいな感情は夏油傑離反時に乗り越えてそう
硝子さんに「誰かに横取りされてもいいのか」って言われても「向こうがそれで幸せなら」ってもうちゃんと笑えてしまうくらいなので本当に永遠にくっつかない 五条悟と夢主がくっついたら呪術界巻き込んで結果どちらかが不幸になりそうなので
夏油傑の件で愛だとか孤独だとか色々考えすぎて結果「そばにいてくれるなら」という点に落ち着いてしまう純愛なようで歪んだ恋愛観があるのとか俺は好きなんだclose
ファンパレ🏕️ソロキャンプ🤯✨❤️⁉️⁉️⁉️⁉️#juju
『五条悟のソロキャンプ』がもういつまでも情報が完結しないって感じで……ありがとうファンパレ……
最初は面白さが勝ってたんだけど今や可愛さが大勝利でなんかもう愛しい。マシュマロ焼けるのニコニコしながら待ってるの可愛すぎん???一人でも楽しめるタイプなの可愛すぎん???そういえば小説版でも一人でスイーツ食べたりしてたもんね……楽しいことにはホイホイ行くよね……かわ……かわいい……
この一枚で五条悟の原動力が「楽しそうだから」「面白そうだから」なのよく分かってありがてぇ……例え存在しない記憶だったとしても私のこの昂りは確かにあるので実質存在するということと同義です……。あーかわいい。
五条悟、実験が好きというか「こうしたらどうなるんだろ?やってみよー」っていうところあって可愛い。基本的に自分一人で後始末できるからこその後先考えなさではあるけど、そもそも頭の作りが理系っぽい。ファンブックでも得意そうって言われてたし。
実験の結果に「へーそうなるのかー」ってなってそこから「何で?」とか「じゃあこうしたら?」とかを仕組みを理解して「ってことはこれってアレに応用できんじゃね?」とまでなるのが五条悟なんだろうな。宿儺の指の件も似たようなイメージ。

ということは夢主への恋心を自覚していない五条悟(16)は「どうして自分がこんなにもナマエが気になって近づきたいとか触りたいとか思うんだろう」と考えた時、実際に手を急に触ったりして夢主をびっくりさせてその様がまた自分を昂らせるから「このままキスしたらどうなる?」って考えてキスしちゃったりするとかそういうことになるのでは?(なるか?)
「なん……で」
「分かんねーけど、キスしたらどうなんのかなって」
「私が?」
「オマエも。俺も」
「……どうなった?」
「割と興奮した」
「最低なの分かってる?」
「唇くっつけただけの行為に何の意味があるんだよ、手触るのと変わんねーだろ」
「意味があるから興奮したんでしょ?傑や硝子にできないなら、意味があるんじゃないの?」
「……何が言いてぇんだよ」
「最低。嫌い。しばらく近づかないで」
ってなって避けられてヤキモキして最終的に喧嘩になって
「何の意味もない行為ならそこらへんの女捕まえてやってればいいじゃん!そんな勝手な都合で振り回さないで!」
「最低って言われる筋合いがねぇんだよ!たかが皮膚の接触で」
「私にとっては意味があるの!」
「は?キスが?」
「手もキスも」
「どんな」
「特別だよ。特別じゃない人とはしない、したくない」
「!」
「?」
「……分かった」
「分かったらどっか行って。近づかないで」
「ちげーよ。そっちじゃなくてさ、俺は誰とでもできるわけ、キスなんか」
「だから最低って」
「でもナマエじゃないと意味がねぇって分かったっつー話」
「えっ」
「これって恋ってやつ?すげーな、俺今何でも笑えそうだよ」
ってなって実は両思いでハッピーエンド❣️みたいなやつだとおばさんは助かるよ😅🙏頼むね😅🙏✨

あれ……ソロキャンプの話してただけなのにな……
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#juju
学生時代から使ってた土鍋を割ってしまったからホットプレート(ブルーノ)買いに行く夢主と五条悟のお話書こうとしたけど、なんかしんみりした流れになっちゃって全然買いに行ってくれない
夢主が新聞紙に包んで袋に入れて置いてたら、帰宅した五条悟が「これ鍋?」って聞いてきて「そう」って答えたら「捨てるの?」って言われ、夢主が『捨てたくない』って気づいちゃうみたいな……
この土鍋で何度もみんなで鍋を囲んだのに……みたいな……もう使えないし捨てるしかないのに何でそんなこと言うんだよ……みたいな……
なんやこの話……
五条悟と100日後に死ぬ夢主#juju
なんかこういう話がネタ帳に増えてきたので供養

1日目 with七海
「ナマエ知ってる? 七海、じゃがバターに塩辛トッピングするんだよ」
「スタンダードですよ。貴方が物を知らないだけです」
「うん、美味しそう」
「は、マジで言ってる?」
「どうせ悟も食わず嫌いなんでしょ」
「オマエのそのなんでもかんでも一旦肯定すんの異常だよ」
「やってみなきゃ分かんなくない? 砂糖かけても意外と美味しいかもだし。さつまいもでもそういうのありそう」
「あると思いますよ。さつまいもにバターと砂糖。ハズレなしでしょう」
「あ、要はおさつバターか。悟も好きじゃん」
「ちっげーんだよなぁ」
「えー? 分っかんないんだよなぁ」



164日目 with硝子、七海
「ナマエに一度だけ呪いをかけたことがあるんだ」
「呪い?」
「そう。昔、傑がああなった後さ、うら若き僕はナマエに『オマエも辞めんの?』って聞いたわけ。アイツ、昔は辞めたい辞めたい言ってたでしょ。そしたら即答。『ううん』って。あれから辞めたいって言わなくなったもんね。僕のせいなんだ」
「なるほど。ここ数年の言動に合点がいったよ」
「硝子にも言わなかったのね、そういうこと」
「言わないよ、アイツは。酔ったってみんなの幸せのためにーとか聖人君子みたいなこと言ってたからな」
「頑固〜」
「ハッ、オマエにだけは言われたくないだろ」
「理解に苦しみます」
「同感。あの頑固さ、どっから来るんだろうねぇ。それで死んじゃったら世話ないよ」
「貴方は貴方で相変わらず薄情で引きますね。貴方にとってはもう過去ですか。それとも強がり?」
「ははっ。いいね、七海。もっと言ってやれ」
「オマエらホントさぁ〜」
「私たちだけじゃない、みんな引いてるよ。やっぱり人類最強は頭がおかしいってね」
「ナマエがいつか死ぬのなんて覚悟してたよ。弱いから。……じゃがバターにさ」
「なんの話ですか」
「バターがないみたいな、そういう日々が当たり前になるんだろうね」
「……」
「これを機に塩辛にも挑戦しようかな」
「そういうことじゃないでしょう」
「はは」
 そういうことじゃない。きっと、そんなことじゃない。
 何度も否定したくなったが、あまりにも情けない五条さんの言葉に何も言いたくなくなった。何かを飲み下すように半分残ったビールを飲み干すと、家入さんも同じく日本酒をあおった。
「ナマエ、今頃せいせいしてるだろうね。この業界辞められてさ。僕もあやかりたいもんだよ、全く」
 軽い口ぶりで呟く五条さんに、やはり何も言いたくなくなった。何日経っても彼女がまだ生きているかの如く話をする彼を気の毒に思うほど人間はできていない。
 きっちりナマエさんに呪いを返されている五条さんは、きっと今日もナマエさんの部屋に帰るのだろう。ナマエさんだって今頃「分っかんないんだよなぁ、そういうとこ」と笑顔で呆れているに違いない。
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担当美容師「ナマエさんの彼氏さんってモデルさんだったりします?うちのスタッフたち、みんなファンでね〜。ナマエさんの予約が入るとざわつくんですよ、あの彼氏来るか!?って」
って感じで噂されてる五条悟、好き。
この世界線の五条悟は、施術が長引いて待ち合わせに遅れたナマエを迎えに来て、髪を巻いてもらってるのを鏡越しに見ながら「いつもそうならまだいいのにねぇ(笑)」って言ってくる。本人は褒めてるつもり。
「お世辞でも可愛いとか言えないの?」「可愛いよ。お世辞だけど」「どうもありがとう!!!」とかわちゃわちゃやって、二人がお店を出た後スタッフたちに「あの二人可愛い〜推せる〜」って言われててほしい🫰
#juju
よだかちゃんとの通話で生まれたロマンスたっぷり解釈のSSです#juju
本誌バレ注意⚠️

『あの空港に夢主がいたら』の話が楽しすぎたのと、よだかちゃんの「そう!眞子ちゃんのお話はロマンスがある!!」が嬉しかったのと、もしかしてロマンス盛り盛りでも許されるのでは!?🐣という思いで書きました。
あと「筆が早い」とも言ってもらったけど、マジで私の筆は勢いです。誤字脱字あったらすみません。慣れない三人称で読みづらいかもしれない……。後々、私自身の解釈が違ってきたら消すと思います!

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「……アイツは?」

 夜蛾をからかってケラケラ笑い、一息ついた五条がそう言ってあたりを見渡し始めたもんだから、夏油は笑った。今かい、と言いたい気持ちはグッと飲み込んでおく。

「さぁ。私は見てないよ」

 夏油がそう言い終わらないうちに、五条は立ち上がった。ポケットに手を入れるとそのまま歩みを進める。その懐かしい背中に、夏油はやはり笑いを堪えきれない。学生時代もよく見た光景だった。用があるわけでもないのに「アイツは?」と彼女を探す五条に「出た」と言ったのは家入だっただろうか。消去法で言えば家入だろうが、自分も言ったことがあるような気がした。それくらいよくあることだったのだ。
 変わらない親友の背中を見送っていると、夏油の笑みに気づいていないはずの灰原がいつもの口調であっけらかんと言う。灰原の声も昔と変わらず、よく通る気持ちの良い声だった。

「ああいうところ見ると、五条さんも一人の男なんだなって思います」

 どこか核心をついたような発言だが、もちろん灰原にそのようなつもりは一切はない。それでも固まってしまうのが夏油傑という男である。単純な話で、笑えるようで、笑えなかった。
 自分は、それが理解できていただろうか。理解しなかったのだろうか。理解したくなかったのだろうか。
 もちろん恋愛対象としては一ミクロンも掠らない。しかしながら、一人の男として生きる五条悟を、腹の底から知ろうとしていただろうか。五条悟だから最強なのか、最強だから五条悟なのか。そういった尺度で彼を表現して、ぶつけた自分は過去確かに存在するのだった。
 灰原の言葉に、眉間を寄せた七海が独り言のように呟く。実質、ああやって彼女を探しに行く五条を一番多く目にしたのは彼だろう。

「あれのどこが良かったんだ」

 もちろん「あれ」とは五条悟のことに他ならない。歯に衣着せぬ物言いに、夏油は笑った。きっとそんなのは誰にも分からない。自分が五条悟と言う男に最期まで驚かされたように。分からないから気が合って、分からないからああいった結末だったのかもしれない。たらればを言えばキリがないが、ただ一つ分かるのは「あれ」は死して尚、恋人のケツを追いかけているということだけである。家入が「無自覚ストーカーの才能あるよ」と言い放った青い思い出が蘇った。

「きっと、あの子にしか分からないんだよ」

 五条のピロートークなんて考えただけでも鳥肌ものだ。知りたくもない。知っているのは彼女だけだ。五条悟の一人の男としての実際を。価値を。その真髄を。

   □

 五条には六眼がある。にも関わらず、彼女の呪力は感知できなかった。改めて考えれば、先ほど邂逅した親友や後輩たちの呪力も果たして感知できていたのだろうか。よく分からなかった。妄想だから? 死んだから? と考えるも、その推理はひとまず置いておく。
 これが妄想でもそうでなくても、いるはずだと思った。
『故人』『見知った顔』と言うワードだけで脳内を検索したとしても彼女が検出されるのは極々当然なことである。十年という時を何だかんだと過ごしてきた。寮の部屋で、彼女の家で、様々な用途のホテルで。
 あの周辺にいなかった理由は分からないが、五条は必ずどこかにいると確信していた。だからポケットに手を入れたまま、悠々と歩みを進める。

   □

 何分経ったかも定かではない。五条が「こっちか?」を繰り返して行くと、手荷物受取所で彼女の後ろ姿を見つけた。何も載せず侘しく回っているレーンを、彼女はじっと見つめていた。
 ほんと馬鹿な、アイツ。と、五条は思う。
 ここがどういう場所か、彼女もおおよそ理解しているはずだ。何も載っていないレーンは、きっとこれからも何も運ばない。なのにああも馬鹿正直に待つ姿は、五条にとっては見慣れた景色のように感じられた。
 これが妄想か否かは分からない。ただ、少なくともこの世界は五条が中心である。現実世界においてもそのように比喩されたことがあるが、そうではなく、実質的に。五条空港と言っても過言ではないだろうと五条は考える。
 偉人、それこそ武将かよ。
 そんなふざけた思考を一瞬して、すぐ捨てる。

「……」

 五条空港は、五条による五条のための空港だろう。だとすれば、流れてくるか分からない荷物は恐らく五条の物だ。彼女は、五条の荷物をじっと待っているのだ。
 そう頼んだわけでもない。必要だとも思っていない。でも、彼女がそれを待つ姿に五条は「だろうね」と納得するしかなかった。そういう女だ。お節介と一言で片付ける人間もいるだろう。けれども、五条にとってはそういう馬鹿で居続ける彼女の根幹が一種の救いだった。不変な物などない。そうは分かっていても、彼女のそれは不変であると思う。だから僕は、結局そこに帰ってくるんだ、と。
 ポケットから手を出す。自分の掌が少し湿っていることに気づいて、一度大きく手を広げた。微量の汗が蒸発して、少し冷える。また軽く握る。
 五条が声を掛けようとした瞬間、彼女は振り返った。五条を視認してすぐに笑う彼女に、五条の口の端もどうしても上がってしまう。この制御の出来なさはどうしてなのか、五条にはついぞ理解が叶わなかった。ただそこに在ったのは紛れもなく、五条悟という男にとって唯一無二の一輪だった。



タイトルつけるとしたら『沙羅双樹』
私は割と頭の中の映像を文章にしているところがあるんだけど、夢主は28歳の姿をしておりました。だからみんなとは違う場所にいたんだと思います。
漫画にするなら最後のコマで二人の手を繋がせてほしい。何卒(誰向け?)

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夢主が呪霊に食べられてしまって遺体が見つからない話の五条悟は仲間の遺体処理の話をしていて「今は葬式なんてしてる暇もないし、その方法しかないんじゃない?記録管理だけはきっちりしといてさ。課題は遺体が見つからない組だよね、術師家系は特に実は生きてましたってオチも避けたいし。だってそれで言ったらナマエだって実は生きてる可能性があるわけでしょ。シュレディンガーのナマエってね」とか淡々と言って伊地知を困らせてる
#juju
死滅回遊編って『五条悟がちょうど存在していなかった世界』であるわけで、そんな『五条悟がちょうど存在していなかった世界』で夢主が死んでしまうの、五条悟らしいやんって思ってしまう
その傷痕を背負いながら生きていくのもまた五条悟らしい
五条悟は「自分がいたら夢主は生きていたかもしれない」なんて思うけど、傑のことを思い出して「違った。僕が救えるのは」ってなる。夢主は五条悟に対して守って欲しいとか助けて欲しいとか思わないので。「恋人一人とその他大勢なら、その他大勢を救え」って思ってるので。そんな五条悟を愛してるので。
ね……(ね?)#juju
#juju サーヴァントでいうライダーみたいな夢主面白いのでは?
騎乗EXなので自転車やバイク、夏油傑の呪霊を呪力で強化して呪霊たちを轢き回していくやつ🏍️
この夢主は没落した家系の出身ですね。車が台頭する前は重宝されてたけど、今は「で?」って感じで見られてる。でも任務においては結構便利で、術師としてそこそこ使えるから名家としていまだに名は知られてるみたいな。
これの何が楽しいって、騎乗EXの女の腰につかまるさしすが見られる(?)っていう!!!ね!!!!
諏訪さんの彼女、噂になるくらい巨乳だったりしたらめちゃくちゃ萌えるんだよなぁ
諏訪さん自身巨乳めちゃくちゃ最高って思ってるんだけど、絶対誰にも言わないし誰にもそんな素振り見せないんだよね🫶
大学生組、影で諏訪さんの彼女のこと「ワールドカップ(夢のあるお胸のこと)」って呼んでる🫶
家では手持ち無沙汰なときに巨乳をスクイーズ代わりにしてる諏訪さんなんだけど、外では「別に乳とかどうでもいい」みたいな顔してるんだよね🫶
そんで飲み会の時に「実際巨乳どう?最高?」って冬島さんに聞かれて「アホかオッサン。最高に決まってんだろ」ってやってるやつ、好きだな〜〜〜!?!?!#wt
本誌の余波
書きながら整理しているので読みづらい🫶
五条悟は他者に対して線を引いているイメージがあるというか、他者がそれを感じ取っている感じする。硝子さんのように。
ただ、本人は線を引いているつもりが全くないんじゃないかなと思った。気づいていないのかもしれない。それが絶対的強者故の孤独だから。自らが絶対的強者の位置にいるとは自覚しているけど、線を引いている(引かざるを得ない)ことについては考えたこともなさそう。
だから気軽に「生徒が見てるんでね」とか言い出す。この場面においても自分は教師でもあることを忘れない。
若い生徒たちにとってはそれがまたカリスマ性を帯びていて信頼できちゃうよなぁ。
そして絶対的強者でも心を通わすことができること(ともすれば愛)を知ったのは青春時代なんだよな……な……うう……孤独なんかじゃないよ……

一方で孤独か否かについては線を引いてる感じするのがまた……私の言語化が下手で申し訳ないけど、あくまでも彼は「孤独を知っているから他者にはそんな思いをさせない」という立ち位置にはいるし、自覚があるのよね……それが個人主義と言われる所以かもしらん
なんというか「自分は孤独だけど他者には」っていうことは「自分が関わる以上誰も孤独にさせない」につながるのかな、と。乙骨くんに「独りは寂しいよ」と言ったように、悠仁を孤独にさせなかったように。だとしたら一人間として心を通わすことに忌避はないと思う。だからおちゃらけるし七海とも一方的なコミュニケーションを続ける。
でも、それでも「自分は孤独」から離れようとしないから、色々を知っている硝子さんや七海にとっては「私がいるのに」とか「個人主義」とか言わせてしまうんではないかと思うた。大人は辛い。そんなんだから五条悟を見捨てられる人なんかいないよ。

この五条悟、夢小説においては夢主だけが「孤独に対する処方箋」っぽいな。孤独は不治と思い込んでるから、定期的に投薬はするけど軽減のみなんだ。ただこの孤独を軽減させられるのは夢主だけっていう。
そして夢主が死んだとて、自分は生来孤独で、今も結局孤独だから致命傷にはなり得ないんだ。結局僕のすることは変わらないっつって。

これはテストに出るけどこの五条悟は夢主が死んだら夢主の大事にしてた指輪を自室に遺してますね。で、それに「ただいま」とか言ってる。ウゴ(自分で書いて自分でダメージ)
#juju
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