yomoyama

本誌で心をしっちゃかめっちゃかにされた人の、しっちゃかめっちゃかな感想#juju

五条悟を怪物たらしめたのは夏油傑の「君にならできるだろ 悟」だったということ…………?(絶望)夏油傑に置いていかれたことに対してのトラウマがしんどすぎるな……
誰よりも信頼して信用していたはずの夏油傑が自分を「置いていった」ことが本当に辛かったんだな……五条悟ならできると言われたのに「なのに俺は頼らないのか?」って気持ちになったんだろうな……絶望だよそりゃ……何なら自分は捨てられて、他の仲間と夢を追うって言ってんだもんな……
五条悟が五条悟だから置いていかれたんだ。つらい。そりゃあもう怪物として生きることを決意しますわな。ただ、彼はそれでも自分以外を花として……花として愛でて……!ウゥッ……!!!
恵くんに「強くなってよ 僕に置いていかれないくらい」って言ったのもそうだったの……?ウゥッ……!!!
なんか、あの、五条悟にとって対等でいられる人がいなくて切ない。置いてく、ついていく、とかそういうのじゃなく、ただ隣に同じ歩幅で歩いてくれていた夏油傑が消えたその日から五条悟はずっと孤独だ。綺麗に、孤独だ。辛い。

何なら額に縫い目があるのも辛い。いやこんな展開何よりアツイっていうのはもちろんあるんだけどそれはそれとして五条悟の女やってるから彼の遺体を!!!!やめて!!!!!ゆっくり眠らせてあげて!!!!!ってなってる。
でも五条悟は天国で「ほんとにやっちゃったよ(笑)ウケる(笑)」ってやってんだろうな。ほんとにやめてほしい。芥見先生やめて。天才すぎる。

あと「自分の死体なんてどうでもよくない?」も辛かったな。夏油傑の遺体には慎重になったお前が。でも硝子さんにオッケー言われてムカついてるのは可愛い。五条悟は硝子さんの遺体も丁重に扱う予定だったんだろうな。そういうところ人間臭くて大好き。
憂太のセリフがとにかく主人公ですごかった。ちゃんとイカれてるのに、ずっと優しいままですごい。

FBでは夏油傑が親鳥みたいなこと書いてたけど、本当にずっとお母さんに置いていかれた子どもみたいでしんどい。
彼の言う誰も孤独にさせない世界って「五条悟」は含まれていないんだろうなと思った。
なんだかな。怪物であることを自認した上で、他者のために怪物であり続けた五条悟の善性は本当にどこから来るんだ。それでも夢のような最期で彼は笑ってたから、きっと彼にとってこの世は地獄ではなかったんだろう。生きていく上での苦しみと幸せをちゃんと両立してきたんだと思う。五条悟らしく。親友に置いていかれた孤独も、花を愛でる幸福も、人を亡くした悲しみも、青春を守る喜びも、全部、受け入れて生きたんだろう。

反面思うのは、夏油傑は「非術師を嫌いと言い聞かせた」とFBにあるのでどこかで自身を抑圧し続ける生き方だったな。五条悟の全てを受け止める生き方も苦しいけど、夏油傑の生き方も結局苦しい。夏油傑は自身で受け止めきれないものに蓋をしたところがある。彼の強い母性は万人に注ぐことができない。その性格(とおそらく生育歴)からずっと与え続ける立場にいてしまった夏油傑の生きづらさは、特級という力と五条悟という存在によって歪んでうねって爆発してしまったんだろうなぁ。つらーーーー。
辛いので小文字にしました。
五条悟だからこの生き方しかできなかったし、夏油傑だからこの生き方しかできなかった。
五条悟だから夏油傑と親友になったし、夏油傑だから五条悟と親友になったんだ。つらい。


と、いう自己満解釈に至ったのでまだ夢小説書けそうと思った(なんぞ?)
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