yomoyama

本誌を読んだオタクの早口、いっきまーす!#wj


なんか五条悟って何でもできるじゃん。デリカシーのなさはさておき、教師としての素地さえあるじゃん。諏訪さん同様適材適所が瞬時に分かるというか。最短ルートが見えるというか。そんな五条悟は親友がいなくなるまで「俺は誰でも救える」と本気で思っていたんだなと思ってたんだなと思うともおおおおおおおってなっちゃうじゃん。
別に本人は伊地知さんを導いたつもりはほとんどないと思うのよ。ただ単に「コイツ補助監督にしたら俺も楽そうだし」くらいのノリだと思うのよ。あと「補助監督になる以外の正解はないし」くらい自分の考えは間違いないって思ってそう。だから伊地知さんが酒の席で「あの時はありがとうございます。五条さんのおかげで私はこの仕事を、人を救けることができています」と神妙に言われたところで「は?何で?それを決めたのはオマエだろ、そうやって勝手に僕の責任にすんなよ。超迷惑なんですけど」くらいで返すんだろうなと思う。「断ったらマジビンタ」とか言っておいてそういうところある。
「感謝されてるんだから素直に受け取れ」って硝子さんに言われても「男から感謝されたってなーーーんにも嬉しくないね。明日の学長との打ち合わせ、オマエが代理出席してくれるってなら話は別だけど」ってなる。
硝子さんは後で「気にするな伊地知、ただの照れ隠しだよ」って伊地知さんをフォローする。嘘だけど。硝子さんも「(アレは本気で言ってたな)」って思ってるし、「そうですかね……」と言いつつ伊地知さんも「(アレは本気で言ってたな)」って思ってる。硝子さんも伊地知さんも大人としてそう振る舞えるところあると思う。

ちなみにあの時点で「普通免許取ってこい」ということは、五条悟は制服着てたけど伊地知さんは18歳?五条悟は20歳?ッカーーーー!!!

術師に向いてる向いてないってかなり重視されるところで、野薔薇ちゃん登場回でも初手で実地試験で「イカれてるかどうか」を見極めようとしたじゃん。単純な表現で言えば五条悟は伊地知潔高に対して「コイツはイカれてない」って思ったんだろうか。だから「向いてない」ってなったんだろうか。でも補助監督だって危険は伴うしそこそこイカれてる部分必要だと思うけど、やっぱりそこは「実務者・実行者・現場として向いてない」ってことなんだろうな。
五条悟的には「コイツは補助監督としてなら超優秀だな」と思ったんだろうし、だからこそ自分のお付きのように扱ってるんだろうな……随所で「伊地知ならもう処理してる」とか「伊地知ならここまでしてる」とか「伊地知ならこの無駄な時間省ける」とか思ってそう。言わないけど。結果「他の人にやらせるより伊地知に振った方が早い」ってなって伊地知さんの仕事が増える。伊地知さんは五条悟のせいで作業が多いから、なんやかんやで他の人に頼んでも仕上がるスピードは同じなんだけど、こなしてる量が違うんだよなぁってやつですね。

オタクの深読みかもしれないけど津美紀ちゃんと伊地知さんは昔から関わりあったでしょ!?っていう距離感なの沁みる〜〜〜
つまり(?)五条悟と伏黒姉弟のハートフルストーリーは二次創作じゃなかったんや……うう……絶対「伊地知、今日津美紀たち迎えに行っといて」ってやってるやん……痛み入ります……
恵くんがほぼほぼ五条悟に育てられたのが確定した今、時折出るノリの良さは五条悟の影響が強いんだろうなぁと思うと僕ぁ胸が苦しい……五条悟の教師としてのストーリーはな……親友を無くしたときから始まってたんや……そして恵くんを術師として育てているうちに「あーそうか。今の呪術界に足りないのって、コレか」ってなってるとエモい。

恵くんが五条悟に初めてイタズラをした日、五条悟は内心(こんなこともするようになったのか)と思って、気づくわけです。「これが、成長か」と。自分以外の人間は本当にダメな奴ばかりで唯一タメ張った奴は訳わかんねー思想になって、本当自分以外はどうしようもねぇなーと思ってたわけです。
自身の成長は気づきにくい。同年代も同じ。でも、子どもの成長というものはとても早くて、そこで「成長」を実感したから五条悟の中で希望が生まれたんじゃないかな。「僕がいなくてもいい世界が、多分できる」って。五条悟の根幹は善性で、その善性はずっと「コイツら、僕がいなくなったらどうするつもりなんだよ」と思ってたと思う。それが覆されたんだよ。「恵がいる。コイツなら僕にもなり得る」になったし、それはやがて「別に僕にならなくてもいい。学長や伊地知や硝子みたいな奴らが、もっと増えればいいんだ」に変わって、教師という選択肢が色濃くなってきたのではと……いややっぱり五条悟の善性はどこからくるんよ🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️つら
五条悟は五条悟として育てられたと思うけど誰よりも真っ直ぐ五条悟になってて育成成功すぎるんだよな。待って私何の話してるの?

七海の「早期リタイアして南の島に行く」という具体的な例、七海らしいしそこがまだ人間らしいなと思う。
五条悟はさ、そういうのなさそうだもん。例え長期休暇できるとてハワイに行っていいと言われたとて、その時は「いいねぇ〜!✌️」ってなるけど、いざ計画立てようとすると「あんま興味ない」とか言い始めるじゃん。人間としての具体的な夢がないというか。呪術界をリセットするという夢は、何というか一種の博打みたいなところがあって、少なくとも五条悟が生きているうちに為せることかは分からないわけ。裏を返せば五条悟が死んでいても為せることで、五条悟もその可能性を信じてやってると思うんだけど、とりあえず具体性はないじゃない。何を持ってリセットとするのかも含めて。
であるとしたら五条悟の人間的な幸せはどこにあるのかと考えてしまうのよね。だから私は日常で、わざわざ幸せだなと思うこともないくらい些細な幸せを五条悟にさせたいという気持ちもあってそういう話を書きがちなんだなって本当に何の話をしてるんだ私は

たかが2コマでここまで狂わすんじゃないよ散れ散れ!
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